b-ex journal 編集部
2025/06/06
「汗で髪がベタつく」
「せっかく染めたヘアカラーが紫外線で色落ちしてしまった」
「海に行ったら髪がパサパサに…」
夏は髪がさまざまなダメージを受け、トラブルが起きやすい季節です。夏に受けたダメージを放置すると、今後のカラーやパーマに影響するだけでなく、髪質の悪化やスタイルの崩れにもつながります。
この記事では、夏のダメージを防いで美髪を保つためのヘアケアのポイントを詳しく解説します。本格的な夏が始まる前に、ぜひ早めに対策を始めましょう。
夏は髪にダメージを与える要素が特に多くなります。夏のダメージのおもな原因は以下の5つです。
夏はさまざまな原因で髪がダメージを受けやすいからこそ、ヘアケアを丁寧にして美しい髪をキープすることが大切です。以下にダメージの原因ごとに詳しく解説します。
紫外線は一年を通して降り注いでいますが、夏は特に量が増える季節です。
髪が強い紫外線を浴びると、キューティクルがはがれて内部の水分やタンパク質が流出します。それによってパサつきやゴワつき、カラーの退色などのトラブルが起こりやすくなります。
また、頭皮が日焼けして乾燥や炎症につながることもあるので、髪と頭皮の紫外線対策が重要です。
気温が上がると汗や皮脂の分泌が活発に。頭皮が蒸れたりベタついたりすることで、におい・かゆみ・毛穴詰まりが発生しやすくなります。放っておくと抜け毛や頭皮トラブルにもつながります。
さらに、汗で髪が濡れた状態が続くと、ヘアカラーの色落ちを早めてしまう可能性もあるため注意が必要です。
梅雨から夏にかけては湿気が多く、髪が空気中の水分を吸収しやすくなります。その結果、うねりや広がりが出やすく、せっかくセットしてもスタイルが崩れてしまうことも。
また、高温で汗をかきやすいため、頭皮や髪が蒸れて常に湿った状態になりやすいのもトラブルの一因です。特にくせ毛の方は湿気の影響でくせが強く出て、髪が扱いにくくなる傾向があります。
海水に含まれる塩分やプールの塩素は、髪のキューティクルを傷つけ、パサつきやごわつき、枝毛などの原因になります。さらに、髪を長時間濡れたままにしておくと、ヘアカラーの色落ちが進んでしまうことも。
夏のレジャーを楽しむときは、事前・事後のヘアケアを欠かさずおこなうことが大切です。
夏は冷房のきいた室内で長時間過ごすことが多くなります。冷房の風に長くさらされると、髪や頭皮の水分が奪われて乾燥しやすくなります。
その結果、水分不足によるパサつきや静電気、フケなどのトラブルが起こりやすくなるため、乾燥対策も欠かせません。
夏に受けやすい5つのダメージ原因別に、効果的なヘアケア方法をご紹介します。原因に合わせた対策をすることで、髪と頭皮の状態をすこやかに保つことができます。
顔や体に日焼け止めを塗るように、髪と頭皮にも紫外線対策が必要です。お出かけ前に、髪・頭皮用の日焼け止めスプレーを髪全体に吹きかけるだけで、紫外線によるダメージや頭皮の日焼けを予防できます。
屋外に出るときやレジャーに出かけるときは、帽子や日傘で物理的に紫外線をブロックすると効果的。日焼けをしっかり防ぐためにも日傘は遮光率の高いものを選ぶのがおすすめです。
▼髪の紫外線対策について詳しく知りたい方はこちらもチェック!
汗や皮脂がたまりやすい夏は、週1〜2回、頭皮用のクレンジングジェルや炭酸シャンプーで洗うと毛穴の汚れをしっかり落とせます。頭皮のべたつきやにおい予防にも◎。
汗をかいた髪を濡れたままにすると、においや雑菌の繁殖につながります。汗をかいたら清潔なタオルでこまめに拭くように意識してください。
▼髪のべたつきが気になる方はこちらもチェック!
お風呂上がりにはオイルタイプのアウトバストリートメントで保湿すると◎。ヘアオイルでコーティングすることで、うるおいのあるツヤ髪に仕上がり、湿気からの影響を軽減できます。
特に乾燥や広がりが気になる方は、ヘアミルクとヘアオイルのW使いもおすすめです。
くせが残ったままヘアアイロンやコテを使っても、湿気の多い日にはすぐにスタイルが崩れてしまいます。まずは髪を軽く水で濡らし、ドライヤーで根元からブローしてくせをしっかり伸ばすことが大切です。
ベースが整うことでスタイリングしやすくなり、仕上がりのもちもアップします。
▼湿気に負けないスタイリング方法はこちらもチェック!
海水やプールの水に含まれる塩分や塩素が髪に残ったままだと、ダメージがどんどん進行してしまいます。
プールや海から上がったあとは、できるだけ早めにぬるま湯で髪をよく洗い流し、しっかり乾かしましょう。
レジャー後の髪は紫外線の影響も重なり、大きなダメージを受けています。シャンプーをしたら、保湿力や補修力の高いトリートメントを使い、水分と栄養分をしっかり補いましょう。集中ケア用のヘアマスクもおすすめです。
夏はすっきり系のシャンプーやトリートメントを選びがちですが、髪質によっては乾燥が進んでしまうこともあります。アミノ酸系やセラミド・植物オイル配合など、保湿成分を含んだアイテムを選び、髪と頭皮のうるおいを守りましょう。
お風呂上がりには、洗い流さないトリートメントでの保湿ケアを習慣化しましょう。特に乾燥が気になるときは、日中にもヘアミストやヘアミルクで保湿するのがおすすめです。
ここからは夏におすすめのヘアケアアイテムをご紹介します。紫外線や湿気、乾燥などの夏特有のダメージから髪を守るために、ぜひ取り入れてみてください。
ロレッタエメ グロスキープスプレーはアイロン前後に使えるグロススプレー。髪全体にスプレーすると自然なツヤ髪に仕上がります。汗や湿気による広がりを抑える耐湿処方なのもポイントです。
クレイエステは頭皮の健康を考えてつくられたシャンプー&ヘアマスク。
ミネラルを豊富に含んだ天然クレイが頭皮の汚れを除去し、健康で美しい髪へ導きます。汚れはすっきり落ちるのに乾燥しにくいのも◎。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
▼ヘアミルクの使い方はこちらもチェック!
集中ケアにおすすめのDeepLayer H。サロントリートメントとあわせて使うと、うるおいのあるサラサラ髪が長く続きます。
▼サロントリートメントが気になった方はこちらもチェック!
夏の髪のダメージを防ぐために、ヘアケアとあわせて気をつけたい生活習慣をご紹介します。美しい髪を育むためには、内側からもアプローチすることが大切です。
髪も体の一部です。水分不足になると頭皮が乾燥し、髪のパサつきや抜け毛につながることがあります。
汗をたくさんかく夏は、こまめな水分補給を心がけましょう。カフェインやアルコールは利尿作用があるので、水分補給には常温の水や麦茶がおすすめです。
髪と頭皮の健康には、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が欠かせません。食欲が落ちやすい夏ですが、できるだけバランスの取れた食事を心がけてください。
以下の食品を意識的に取り入れて、髪と頭皮に栄養を補給しましょう。
寝ている間に分泌される成長ホルモンは、髪の成長にも関わっています。夜ふかしや睡眠不足が続くと、髪の生え変わりのサイクルが乱れ、すこやかな髪が育ちにくくなります。
暑さや冷房で眠りが浅くなりがちな夏こそ、寝る前のストレッチや湯船に浸かるなど、リラックス習慣を取り入れ、睡眠の質を高めることが大切です。
髪のダメージやトラブルが起こりやすい夏こそ、日頃から丁寧なヘアケアを習慣にすることが大切です。あわせて、水分補給・栄養・睡眠など生活習慣を整えることも、美髪への近道ですよ。
もし海やプールで髪が傷んでしまったり、紫外線でヘアカラーが色落ちしてしまったりした場合は、早めに美容院でメンテナンスを受けるのがおすすめ。美容師さんが髪の状態に合わせて、最適な施術を提案してくれるでしょう。
この夏は普段のヘアケアを見直して、ダメージのない美しい髪をキープしてくださいね。
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