

桑野 友春
2018/04/15
静岡県の掛川市の『家族で通える美容室』クラウンズヘアのクワノです。
もう何度も聞いたことがあることだろうと思いますが、
パーマをするとヘアカラーが退色してしまいます
という問題なのですが、よく聞くとはおもいますが実際どうなんでしょうか?
簡単に検証してみました。
まず

白毛束を

染めました。

使った薬剤はA-8アッシュです。
すると

綺麗に染まりました。流石THROW。検証と言えどあとあとこれを脱色させると思うと勿体無いですね。
これが出来た毛束です。

それをパーマ剤に漬けました。

8分後…。

驚きの白さに!!
嘘でしょ!?ってなってそこから水洗してパーマの2剤処理をしました。
すると…。

あれ?さっきのはなんだったの?って思うくらいもどっています。
でも若干最初の頃より色落ちしています。いろもなんだか濁っていますね。
これは、先程はパーマ液の影響で色素が一度分解されて2剤処理でまた戻ったと考えられます。
ですが完全に戻り切らずに色が抜けてしまいました。
勿論パーマ剤のアルカリによって色も抜けるので『褪色』『変色』が起こっていると考えられます。
比べるとこんな感じ。

全然変わってしまっていますね。
今回はパーマ剤で実験しましたが、ストレート剤でも同じことが起こると考えられます。
ということは、カラーとパーマをやっている方は色味を重視する場合パーマの先にカラーリングをすると美しいカラーが保てないと言えます。
逆にしかりでもあって、パーマ後にカラーリングをやると若干ですがパーマにも影響があります。
ですので、重要視したいほうを美容師さんに伝えるのが大事ということです。
素敵なカラーライフを!
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