news

高湿度下での根元の立ち上がりと毛先のまとまり効果を持続させる技術を開発

2019.05.08

 

bex_logo

 

株式会社ビューティーエクスペリエンス(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:福井敏浩)ビューティーイノベーション研究所は、過去の技術開発※2において「クセ・うねり抑制テクノロジー(高湿度下※1での毛髪の広がりを継続的に抑制する効果)」に関する研究成果を発表しました※2。この度、根元の立ち上がりと毛先のまとまり効果を高湿度下※1で持続させる技術に関する研究を行い、その効果を新たに確認しました。今回得られた知見をヘアケアブランド「amenimo(アメニモ)」の「エアリースタイルキープ処方」に適用し、今後の製品開発に応用して参ります。

 

研究背景・目的

当社での市場調査※3において、軟毛や細毛、猫っ毛といったペタンとしてしまう髪質(ペタ髪)の方は、「根元のボリュームが出にくいのに毛先は広がってしまう」という悩みを抱えていることが分かりました。特に雨の日はこの悩みが顕著になり、いつも以上にヘアスタイルが崩れてペタンとしてしまいがちであることも明らかになりました。
本研究では、毛髪キューティクル及び毛髪内部構造の観点から高湿度下での根元のつぶれ・毛先の広がりに着目し、配合成分を最適化することで、雨の日のような高湿度下であっても根元の立ち上がりを維持し、継続的に毛先のまとまりを実感できることを確認しました。

 

【研究の成果】

<<検証方法>>
◇根元の立ち上がり評価方法の確立
根元の立ち上がり効果を、高湿度下※1にて「開発品使用前」「開発品使用直後」「開発品使用後24時間経過後」の3 段階で確認することにより、高湿度下※1で根元の立ち上がり効果を持続できる新たな知見を見出しました。

◇高湿度下の毛髪広がり抑制効果の有無を明確にしました。
毛髪広がり抑制効果を、高湿度下※1にて「開発品使用前」「開発品使用直後」「開発品使用後24時間経過後」の3段 階で確認することにより、高湿度下※1で毛髪広がり抑制効果を持続できることを見出しました。

<<検証結果>>
開発品を使用することで、根元の立ち上がり効果が高湿度下※1においてもヘタらずに持続できることを確認しました(図1)。また、毛髪広がり抑制効果が高湿度下※1においても持続できることを確認しました(図2)。

※1 高湿度:湿度80~90%
※2 https://www.b-ex.inc/news/newsrelease/8743/
※3 2018年9月実施ペタ髪実態調査(n=776)

 
 
 
図1 高湿度条件下での根元の立ち上がり効果
 
 
 
図2 高湿度条件下での毛先広がり抑制効果
 
 
 
一覧へ戻る