本田晋一
2016/04/15
皆さまこんにちは。
大阪で美容師をしている本田晋一と申します。
今回はこんなご質問を頂いたので解決策も踏まえてお伝えさせて頂きます。
こんなご質問をいただきました。頭皮がしみる方や痒みが出る方って多くないですか??
しみる・・・とか、痛くなる・・・とか痒くなる症状ですね!
ただでさえ、なんか塗られてるといういつもではあまり感じることができない感触に加え、痛いやしみるなどの感触が加われば不快感MAXです。
もう染めたくないと思う方も多いかもしれません。
加えてヘアカラーによるトラブルは年々増加の傾向にあり、最近ニュースでも取り上げられてました。
それについてはこちらをご覧ください!
その原因は?カラー剤に含まれる
アルカリ
ジアミン(染料)
2剤に含まれる過酸化水素水
この3つが主な原因です。
ではカラーをすると頭皮がしみて痛くなる件、痒くなる件について少しばかりピックアップして原因と対処法を改めてお伝えさせてもらいます。
カラー剤の1剤に含まれるアルカリが頭皮に触れることでヒリヒリすることがあります。これを刺激性接触皮膚炎と言います。
これをさけてカラーをするのであれば、
●マニキュア
●カラートリートメント
●ヘナ
などのカラー剤で染めるといいでしょう。
もちろんこれらのカラー剤でも
頭皮に傷があったり、
頭皮がかぶれていたり、する場合はしみて痛くなることもありますので、
事前に担当の美容師さんに相談し、頭皮の状況が良くなってから行いましょう。
またシャンプーで事前のシャンプーで頭皮の皮脂を落としすぎると、しみることもあり、
ほとんどの美容室ではカラー前のシャンプーが優しめなのはそのためです。
そして女性の方は更に
ホルモンバランスや生理周期などの体調によっても染みたりする場合があります。
カラー剤は薬剤なので塗り始めは少しヒリヒリすることが多いです。
時間と共に刺激が少なくなってくるのでこの場合は心配しなくて大丈夫ですが、
時間が経ってもヒリヒリが治まらない場合は担当の美容師さんに言いましょう。
逆に時間が経つにつれてどんどん痒くなったり痛くなってくる場合はジアミンという成分が原因で起こるアレルギー性皮膚炎の
恐れがあるので皮膚科を受診した方が良いです。薬を処方してもらえば治ります。
●シャンプーせずにカラーを塗る
●頭皮に薬剤をあまりつけない技術
●頭皮に薬剤を一切つけない技術
●根元のみ薬剤を変える(低刺激、グラデーションカラー)
●頭皮に保護スプレーを使う
●パッチテストを行う
●カラーする前日はシャンプーせずぬるま湯ですすぐ程度にする
●普段から頭皮に傷がつかないように優しく洗う(爪を立てたり、搔きむしらない)
●体調が悪い時は無理せず別の日にする
●アレルギーがある方はカウンセリングで美容師さんに伝える
●頭皮用トリートメントや化粧水を使用する
などの対処を事前にしておくと、しみにくい傾向にあります。
また美容師さんに相談することで適切な薬剤を選んでくれます。
カラー中に
「しみてないですか?」
と必ず聞かれると思います。その時に決して無理をしないでください!
僕らは業務的に聞いているのではなく、お客様の現状を知る必要があるので聞いているのです。
全くしみない!!なんてことはなかなかないんです。
少なからず多少の刺激はあるものだと思っています。
だからこそ正確な情報を!
無理して頭皮を傷めてしまっては元も子もないので冷静な判断ができるようにしています。
その為に常に知識を増やし技術を磨いていますので必ず対処法はあります!!
ヘアカラーは本来美しくなる為のものであり不安になるものではありません。
ですからしっかりとした知識とテクニックでお客様にご提供させて頂きます。
何かわからないことがありましたら直接LINE@にお問い合わせ下さい。
皆様のライフスタイルがよりhappyになりますように。
個人メディアにも1800記事のお役立ち情報がありますのでご参考ください。
カラトリ
本田晋一
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カラトリ
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