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ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすのはダメ?暑い時期の乾かし方と冷風機能の使い方
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ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすのはダメ?暑い時期の乾かし方と冷風機能の使い方

岩田 考司

岩田 考司

2024/04/24

こんにちは。大阪のトレンザの美容師イワタです。

これから暑くなる時期はドライヤーで髪を乾かすのが億劫になりますよね。そんなとき「ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすのはどうだろう?」と考える方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすとどうなるのかを解説します。冷風機能の使い方や夏のドライヤーを少しでも短く済ませるコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすのはおすすめしない理由

ドライヤーで髪を乾かす女性
結論からいうと、ドライヤーの冷風のみで髪を乾かすのはおすすめできません。理由をひとつずつ解説します。

しっかり乾かずダメージにつながる

ドライヤーの冷風は温風よりも乾きにくいので、冷風のみを使って髪全体の水分を完全に乾かすには時間がかかります。髪が完全に乾く前にドライヤーを終わらせ、生乾きの状態のままにしてしまうことが多いでしょう。

髪が湿ったままだと髪表面のキューティクルが開いているので、乾燥やダメージ、色落ちなどにつながります。さらに頭皮に雑菌が繁殖しやすく、かゆみやにおい、吹き出物などの原因になることもあります。

ドライヤーの時間が長くなる

冷風のみで髪を乾かすには、長時間ドライヤーの風を髪に当てなければなりません。そのぶん摩擦が起こりやすく、枝毛や切れ毛の原因に。さらに髪が乾燥し、広がりやパサつきを感じることもあるでしょう。

ドライヤーの冷風機能の効果

ドライヤーで髪を乾かす女性
そもそもドライヤーにはなぜ冷風機能が付いているのでしょうか。ドライヤーの冷風が髪に与えるメリットをご紹介します。

キューティクルが閉じ、髪にツヤが出る

濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態です。ドライヤーの温風で乾かし、仕上げに冷風を当てると開いたキューティクルがしっかり閉じます。

ドライヤーの仕上げに冷風機能を使うことで、キューティクルが整いツヤのある髪に仕上げることができるのです

セットした髪型を形状記憶させる

髪の毛はタンパク質でできているので、熱により変形し冷えると固まる性質があります。ブローやヘアアイロンなどでスタイリングした後に冷風で仕上げると、形がキープされキレイなスタイルが長続きします

強風を当てるとセットした髪が崩れてしまうおそれがあるので、弱めの冷風で仕上げましょう。

熱によるダメージを軽減できる

温風を長く髪に当てすぎると、ダメージや乾燥につながることがあります。ドライヤーの途中や仕上げに冷風を当てることで、髪が熱くなりすぎずダメージを防げます。

正しい髪の乾かし方とドライヤーの冷風機能を使うポイント

ドライヤーで髪を乾かす女性
正しいドライヤーの使い方と髪の乾かし方の手順をご紹介します。ドライヤーを正しく使って髪を乾かすことで、ツヤとうるおいのあるサラサラな髪に仕上がりますよ。

1.タオルドライで髪の水分を取る

ドライヤーの前にまずはしっかりタオルドライをしましょう。力を入れてゴシゴシふくのではなく、タオルで髪を包みやさしく水分を取ってください。

2.コーミングでからまりをほどく

あらめのコームを使い、からまった髪をほどきます。濡れた髪はダメージを受けやすいので、根元から一気にとかすのではなく中間~毛先を中心にやさしくとかしてください。

コーミング後にはもう一度軽くタオルドライをします。

3.洗い流さないトリートメントで保湿

洗い流さないトリートメントを手にのばし、髪の中間~毛先を中心になじませます。トリートメントを塗布したら再びあらめのコームで髪をとかし、全体に均一になじませます。

おすすめの洗い流さないトリートメント

ロレッタ エメ ナイトトリートメント

ロレッタ エメ ナイトトリートメント
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。

4.ドライヤーの温風で髪を乾かす

ドライヤーを髪から15~20cmほど離し、前髪→根元→中間・毛先の順で温風を当てて乾かします。1か所に長くドライヤーの風を当てすぎないように、髪をざっくり分けて順番に乾かしていきましょう。

後ろから前に風を当て、髪を軽く引っぱりながら乾かすとまとまりやすくなります。

5.ドライヤーの冷風で仕上げる

髪全体が乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えてください。冷風を上から下に向かって当て、手ぐしで整えながら仕上げて完了です。

最後に冷風で仕上げることでキューティクルが整い、ツヤが出てキレイにまとまります

暑い時期や夏にドライヤーで髪を早く乾かすコツ

タオルドライする女性
暑い時期は1秒でも早くドライヤーを終わらせたいですよね。髪を早く乾かすためのポイントをお伝えします。

タオルドライをしっかりする

髪を早く乾かすためには、ドライヤーの前にできるだけ水分を少なくしておくことが重要です。頭皮から毛先までしっかりタオルドライをして水分を取っておきましょう。

吸水性にすぐれたタオルを使うのもポイントです。

風量の大きいドライヤーを使う

ドライヤーの風が弱いと乾くのに時間がかかってしまいます。できるだけパワーのあるドライヤーを使い、手早く乾かしましょう。

髪の内側に風を当てて乾かす

毛量が多い方や髪が長い方は、髪の内側がなかなか乾きにくいでしょう。内側に手を入れてすきまをつくり、内側にもドライヤーの風が当たるようにして乾かしてください。

温風と冷風を交互に当てる

暑くてドライヤーがつらい季節には、温風と冷風を交互に当てて乾かすのがおすすめ。温度が高くなりすぎず、生乾きやダメージも防げます。

ドライヤーの冷風を活用して美髪を目指そう!

ヘアケアをする女性
暑い時期や髪が長い方のドライヤーはどうしても負担がかかるものです。しかしドライヤーを正しく使ってしっかり乾かすことで、つやつやでキレイな髪を目指せます。

冷風機能をうまく活用しながら、正しい髪の乾かし方を実践してみてくださいね。

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【Hairトレンザ】
《大阪 /今里》
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ITが何故か得意な美容師。
毎日複数のブログ更新で情報を発信中。
美容情報も多いが幅広い情報を発信しマメな更新が特徴。
サロンスタイルはナチュラル、カジュアルが得意。予約06-6977-0832

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