b-ex journal 編集部
2023/04/25
「紫シャンプーを使った方がいいと言われたけれど、そもそも紫シャンプーって何?」「紫シャンプーの選び方は?」「紫トリートメントと紫シャンプーとの違いは何?」など疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
今回は以下の内容を紹介します。
・紫シャンプーの詳細・使用するのにおすすめな髪色
・紫シャンプーの使用方法・選び方
・カラートリートメントと紫シャンプーの違い
紫シャンプーについて詳しく知りたい方やカラートリートメントとの違いが気になる方はぜひ最後まで読んでください。
紫シャンプーについて聞いたことはあるけど、実際はどんな商品なのか知らない方も多いのではないでしょうか。紫シャンプーの効果や紫色である理由を詳しく説明します。
カラーシャンプーはカラーの染料が入った特殊なシャンプーで、髪を洗うだけでヘアカラーのメンテナンスができます。主にブリーチした髪やハイトーンカラーのメンテナンスに使用します。
紫シャンプーは紫色の色素を含むカラーシャンプーのことを指しており「ムラシャン」と呼ばれています。ヘアカラーを保つために使用するカラーシャンプーの中でも人気の商品です。
紫シャンプーには紫の色素が含まれているため、髪洗の際に色素を髪の毛に入れる効果があります。
紫の色素を入れるといっても髪が紫に染まるのではなく、髪の黄ばみを抑える目的で使用します。とくにハイブリーチ毛やミルクティー系などの明るいカラーの黄ばみに対して効果が高いです。
ブリーチをしていない髪ではパープル系やバイオレット系のカラーの色落ちを防ぎます。
色を光の波長の違いによってサークル状に並べたものを色相環図といいます。色相環の正反対の位置にある色を「補色」と呼び、補色同士を混ぜ合わせると「白」に近づく性質があります。
紫シャンプーの色素である紫色の補色は黄色です。日本人はメラニンの多い黒髪のため、ブリーチしても黄色みが残りやすいため、紫を使用することで黄ばみを打ち消して髪色をコントロールできます。つまり、紫シャンプーを使用すると髪色が白色に近くなることで透明感のある色味となるのです。
紫シャンプーは黄ばみを抑える効果がありますが、実際はどんな髪色に使用するのがいいのでしょうか。紫シャンプーを使用するのに効果的な髪色を紹介します。
・アッシュ
・パープル
・バイオレット
・ミルクティー
・ゴールド
・シルバー
上記のようなブリーチしているハイトーンカラーの髪色におすすめです。
ブリーチしていなくても全く効果がないわけではありません。ブリーチ無しのパープル・バイオレット系カラーの髪に使用すると色落ちを防げます。また明るい茶髪の場合は黄ばみを抑えることで透明感のある髪色にすることもできます。
ただし髪色が紫より濃い人は効果を感じにくいでしょう。紫シャンプーは髪色を濃く染める効果は無いため、髪色が明るい人が補助的に色落ちを防ぐために使用する商品といえます。
紫シャンプーにはさまざまな商品があるため選べない方もいるのではないでしょうか。そのような方に向けて、紫シャンプーの選び方を5つ紹介します。
・目指す髪色
・洗浄力
・成分
・見た目
・価格
上記のポイントをそれぞれ詳しく解説します。
紫シャンプーは色の濃さや色味が商品によって違います。同じ紫色でも青が強い紫シャンプーを使用すると髪色によっては緑に変色してしまう事もあります。
アッシュやブラウン系の髪色で黄ばみを抑える目的の場合は変色のリスクを避けるために色味が薄いシャンプーを選ぶとよいでしょう。
青色が濃い商品は元の髪色が青い人、紫色が濃い商品はパープル・バイオレット系の髪色の人におすすめです。
目指したい髪色によって紫シャンプーを選びましょう。
紫シャンプーは通常のシャンプーの代わりに使用することがほとんどです。シャンプーとして毎日使用する場合は洗浄力もチェックしましょう。ワックスなどのスタイリング剤を使用する人は洗浄力が強い商品を選ばなければ、汚れや皮脂を落としきれない可能性があります。
使用頻度が少ない場合やスタイリング剤を使用しない人であれば洗浄力は気にしなくてもよいかもしれません。
自分に合った洗浄力のシャンプーを選ぶようにしましょう。
紫シャンプーを使用することで髪の毛が傷んでしまうと髪の軋みだけでなくカラーが落ちるのも早くなってしまいます。また頭皮を痛めてしまうとフケの原因にもなります。そのため髪や頭皮が痛みにくい紫シャンプーを選ぶのがいいでしょう。
髪の毛の軋みや痛みが気になる人は「シリコン」や「グリセリン」入りの商品がおすすめです。頭皮のケアには保湿効果のあるアミノ酸系を選びましょう。天然オイルを配合したシャンプーも髪や頭皮の保湿に有効です。
紫シャンプーを選ぶ際は配合されている成分に注目するのもポイントです。
紫シャンプーの中身だけでなく、容器や見た目も選ぶポイントとなります。シャンプーとして使うなら、自分にとって使いやすい容器がよいでしょう。シャンプーボトルには主に以下の3種類があります。
・ポンプ式
・ボトル式
・チューブ式
使いやすさだけでなく、手に取りやすい好みのパッケージデザインを選ぶのもいいかもしれません。
比較・検討して自分にとって使いやすくて好ましいデザインを選びましょう。
紫シャンプーは髪色を維持するために継続的に使用する必要があります。高価なものだと継続して使うことが難しくなってしまいます。
成分やデザインのみではなく買いやすい値段であるかも大切です。しかし安すぎて効果が無かったり頭皮や髪にダメージがあるのも問題です。使用頻度に合わせて継続して購入できる価格の商品を選びましょう。
商品の成分表を見ても実際に髪に使用する際の染まりやすさや香りの癖などは分からないことがほとんどです。さらに使用した際にお風呂場や手が染まってしまって落ちないのも問題になります。
このような場合は、クチコミサイトの評価を参考にするのがいいかもしれません。
クチコミサイトでは実際に商品を使った人にしか分からないメリット・デメリットを知ることができます。商品購入前に1度確認してみましょう。
紫シャンプーは適切に使用しなければ効果が弱まる可能性があります。紫シャンプーの使い方や使用頻度などを解説するので参考にしてください。
紫シャンプーはヘアカラーやブリーチした後すぐに使い始めましょう。パープル・バイオレット系の髪色は色落ちが気になる前から積極的に使う事でカラーが長持ちします。とくにカラー直後の1週間は毎日使用するのがおすすめです。
紫シャンプーを黄ばみ消しとして使用する際は、色落ちして黄ばみが気になりだしてから使い始めてもよいでしょう。
紫シャンプーはムラなく仕上げるためにしっかりと泡立てて使用しましょう。泡立てた後は根元から髪全体に均一に塗布してください。その際に泡パックのように塗布すると髪に余計なダメージを与えずに使用できるためおすすめです。使用するシャンプーの量が少ないとムラになる可能性があるので十分な量で泡立てるようにしましょう。
紫シャンプーは白髪にも効果があります。日本人は特有の黄ばみがあるため紫シャンプーを使用することで透き通るようなロマンスグレーに変化するかもしれません。
全頭が白髪の場合は紫シャンプーを使うと手入れされたキレイな印象に変わるでしょう。また、白髪染めをしている場合は退色によって現れる黄ぐすみを紫シャンプーで抑えることができます。
カラーシャンプーには紫シャンプー以外にも種類があります。今回は以下の3種類を取り上げています。
・ピンクシャンプー
・シルバーシャンプー
・アッシュシャンプー
それぞれの特徴や使用するのにおすすめな髪色を紹介するので、ヘアカラーの色落ちが気になる方はぜひ参考にしてください。
カラーシャンプーの一種でピンク色の色素が配合されています。ピンク系のヘアカラーは退色しやすいため、ピンクシャンプーを使用するのがおすすめです。
その他に黄色が強い髪色に使用するとオレンジに、紫シャンプーと併用すると黄ばみを飛ばしてピンク色を入れられます。また緑の補色はピンクのためアッシュ系のヘアカラーの色落ちを防ぐのにも使えます。
ピンクシャンプーは赤系のヘアカラー以外にも使用用途が多いため、ヘアカラーを楽しみたい人は1本持っておくといいかもしれません。
シルバーシャンプーはカラーシャンプーの一種で、青みのある色素にシルバー等の黒系の色素が入っています。
シルバーの色を新たに入れるというよりは、暗めのグレージュやシルバーカラーなど、くすみ系カラーの色落ちを防ぐ役目で使用することが多いです。また紫シャンプーより青い色素が多いので、青の補色であるオレンジや赤が強い髪色に使用するとシルバー系に近づけます。
アッシュシャンプーはカラーシャンプーの一種で、青や緑の色素が多く含まれています。
シルバーシャンプーと用途は似ていて、青色の補色であるオレンジが強い髪色に最適です。
つまり脱色しきっていないオレンジ系の髪色やアッシュカラー、寒色系のカラーをキープする際に使用するのがおすすめです。
ヘアカラーを自宅でメンテナンスするにはカラーシャンプーだけでなくカラートリートメントもあります。カラートリートメントの特徴やカラーシャンプーとの違いを具体的に紹介します。
カラートリートメントはトリートメントに色素を配合しているアイテムです。カラーシャンプーと同様に髪の表面を着色する効果があります。さらにトリートメント成分のおかげでヘアカラーのメンテナンスだけでなくヘアケアもできる商品です。
シャンプーとトリートメントの違いが大きく、カラートリートメントは使用すると髪質がよくなります。ほかに、紫シャンプーより色が濃く入る傾向があり、黄ばみを抑える以上に紫の色素が髪に入ります。
カラートリートメントはペースト状のため、泡のように髪全体に塗り込むのにはあまり向いていません。部分的にカラーを入れたい場合に使用するのがおすすめです。
しかしヘアカラーではなく、表面に色を付けるという性質上、紫色よりも濃い黒髪や暗い髪色にはあまり効果がありません。
理想の髪色や現在の髪の状況によってカラートリートメントを使用するのがいいのではないでしょうか。
今回はカラートリートメントとして効果が高い「tintbar」を紹介します。tintbarのおすすめポイントは以下の3つです。
・色を鮮やかに見せる成分を配合
・うるおい成分で髪を保湿
・ベリーフローラルの優しい香り
スクワランやクロスポリマーといった毛髪保潤剤を配合しているため、髪の指通りがよく、色持ちもよくなっています。ベリーフローラルの香りはクチコミで好評です。キツイ香りは苦手だけれど、いい香りの商品が欲しい人におすすめです。
カラートリートメントを使用する際はトリートメント効果や色づきの良さ、香りも重視して選ぶのがいいでしょう。
紫シャンプーはハイトーンカラーやパープル・バイオレット系カラーの髪色におすすめです。髪を染める効果は弱いため、髪の黄ばみや紫系の色落ちを抑える補助的な使い方をするのがよいでしょう。
もし色を強く入れたい場合やポイントカラーをしたい場合はカラートリートメントを選択するのがいいかもしれません。
カラーシャンプーやカラートリートメントは商品によって効果が少し異なります。自分の髪色や髪質に合った商品を選んでヘアカラーを楽しみましょう。
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