ササザキヒデトシ
2025/05/23
ブリーチなしで透明感のあるカラーはできる?
ブリーチなし×透明感カラーで1番明るい色は?
ブリーチなし×暗めの透明感カラーで、職場でも浮かずに垢ぬけたい
皆さんこんにちは。
松本市にある美容室「NICOLA」のササザキです。
透明感のあるカラーリングには、ブリーチが必須だと思っていませんか?
実は、ブリーチなしでも透明感を出すことは可能です。
比較的落ち着いた色味に仕上がることが多いですが、ナチュラルで垢ぬけた印象が叶います。
この記事では、ブリーチなし×透明感カラーの施術例や肌タイプ別のおすすめカラーについて、現役美容師が解説します。
自分にぴったりの透明感カラーを見つけて、さりげなくおしゃれに差を付けましょう!
ブリーチなし×透明感カラーの施術例の中で、明るめのカラーで仕上げた以下4つの例をご紹介します。
好みの色味を選んで、美容室でのオーダーに役立ててくださいね!
引用:b-ex journal内
ミルクティーベージュは、その名の通り、ミルクを加えた紅茶のようなやわらかく甘い雰囲気が魅力のカラーです。
赤味を抑えた色味のため、ブリーチなしでも透明感のある印象を演出できます。
こちらの施術例では、もともとのベースが明るめだったため、ブリーチなしでカラーリングが可能でした。
ただし、元の髪色が暗めの場合は、一度でここまでの明るさを出すことは難しいこともあります。
不安な場合は、美容師に相談して、ベースの色を整えてから挑戦すると良いでしょう。
▼メンズのスタイルを見たい場合は、以下の記事をチェック!
引用:b-ex journal内
グレージュは、グレーとベージュをミックスしたような、くすみ感とやわらかさをあわせ持つ人気のカラーです。
落ち着いた色味のため、明るめでもナチュラルで垢ぬけたスタイルが叶います。
おしゃれでありながら主張しすぎないので、オフィスでも浮きにくく、髪色に制限のある方にもおすすめです。
ベースとなる髪色や希望の明るさによって施術内容は変わるので、オーダー前に美容師とイメージの共有をしておくと安心ですよ。
▼グレージュのスタイルを見たい場合は、以下の記事をチェック!
引用:b-ex journal内
ピンク系カラーは、ブリーチなしでもやわらかく透明感のある仕上がりになるのが魅力です。
ほんのりくすみを加えた「ピンクベージュ」や「ピンクブラウン」などを選べば、大人っぽさもプラスされ、可愛らしさと上品さの両立も叶います。
色落ちしても赤みがほんのり残るため、ナチュラルな雰囲気を長く楽しみたい方にもぴったりです。
▼ブリーチなしのピンクスタイルをもっと見るなら、以下の記事をチェック!
アッシュ系カラーは、髪の赤みを抑えてくれるため、ブリーチなしでも透明感のあるスタイルに仕上がります。
特に黄みや赤みが出やすい日本人の髪質には相性が良く、クールで洗練された印象を目指せますよ。
色落ち後も赤みが出にくいため、落ち着いた雰囲気を長くキープしたい方にもおすすめです。
▼ブリーチなしのアッシュスタイルをもっと見るなら、以下の記事をチェック!
ブリーチなし×透明感カラーの施術例の中で、暗めのカラーで仕上げた、以下4つの例についてご紹介します。
すべて画像付きでご紹介するので、発色や明るさなど、美容師にオーダーする際に活用してくださいね!
引用:b-ex journal内
暗めのトーンで仕上げたミルクティーベージュの施術例です。
こちらの方は、ベースの髪に赤みが強く出ている状態でした。
2回染めを行うダブルカラーという施術方法で赤みを抑え、ブリーチなしでも透明感のある色味を再現しています。
ミルクティーベージュは、光に透けた時の女性らしいやわらかな色合いが魅力のカラーです。
甘くなりすぎない髪色なので、大人可愛い印象に仕上げたい方にもぴったりですよ。
引用:b-ex journal内
髪色のオレンジみを抑えて、透明感のあるアッシュに仕上げたケースです。
ナチュラルで抜け感のある色味は暗髪とも相性が良く、ブリーチなしでもおしゃれな印象が叶います。
光の加減でほんのりグレーやブルーがかって見えるので、さりげないおしゃれを楽しみたい方にもぴったり。
落ち着いた仕上がりになるため、初めてカラーに挑戦する方はもちろん、髪色に制限がある方にもおすすめです。
▼アッシュカラーのスタイルをもっと見たい場合は、以下の記事をチェック!
ブルー系の寒色とグレージュを組み合わせたブルーグレージュは、透明感と落ち着きのある雰囲気を兼ね備えたカラーです。
赤みや黄みをしっかり抑えられるため、色ムラが出にくく、暗めでも垢ぬけた印象に仕上がります。
クールな色味に透明感をプラスして、大人ナチュラルなカラーを楽しみましょう!
▼暗めのブルースタイルをもっと見るなら、以下の記事をチェック!
引用:b-ex journal内
やわらかく自然な印象に仕上がるベージュは、ブリーチなしの透明感カラーとしても人気の高い色味です。
日本人特有の赤みを抑えて、ナチュラルかつ上品な雰囲気を演出できます。
肌なじみも良く、初めてのカラーリングにもおすすめです。
落ち着いて仕上がる、シーンを選ばない万能カラーなので、オン・オフ問わず取り入れやすいですよ。
▼アッシュベージュのスタイルをもっと見たい場合は、以下の記事をチェック!
引用元:b-ex journal内
ブリーチなし×透明感カラーの色選びに迷ったら、自分の肌タイプからカラーを選ぶのもおすすめです。
ここでは、以下の肌タイプについておすすめのヘアカラーをご紹介します。
自分の肌タイプに合った色味を選ぶことで垢ぬける、顔が明るく見えるなどの効果が期待できます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
青みがかった明るい肌を持つブルベ夏さんには、ラベンダーやグレージュなど、やわらかく透明感のある寒色系カラーがぴったり。
強すぎない色味を選ぶことで肌の透明感がより引き立ち、上品で女性らしい印象に仕上がります。
また、やわらかい色味のアッシュ系もおすすめです。
明るさは控えめでも、しっかり垢ぬけた印象に仕上がりますよ。
▼ブルベ夏のスタイルをもっと見たい場合は、以下の記事をチェック!
血色の良い明るい肌が特徴のイエベ春さんには、ベージュやオレンジ系など、あたたかみのある色味がよく似合います。
ミルクティーベージュやアプリコット系のカラーを選ぶと、肌がつややかに見え、顔色もぱっと明るい印象に。
軽やかでやわらかい透明感を演出したい方におすすめの組み合わせです。
青みのある透き通るような白肌が特徴のブルベ冬さんには、ネイビーブルーやブルーブラックなど、クールで洗練された色味がよく映えます。
暗髪でも透明感のあるカラーにすると、重たくならず知的な印象を演出できますよ。
落ち着いたトーンのマット肌を持つイエベ秋さんには、オリーブやアッシュなどの深みと透明感を併せ持つカラーがベストマッチ。
赤味を抑えた色味は、肌になじみやすく大人っぽさも演出してくれます。
派手すぎず地味すぎない絶妙なカラーで、ナチュラルな透明感が出しやすいのも魅力です。
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしでヘアカラーを行う場合、期待できる明るさは最大でも12〜13トーンだと言われています。
ただし、透明感を出すためには、トーンの高さだけでなく、自分のベースの髪色や肌の色味に合ったカラー選びが大切です。
ブリーチなしの暗髪でも、カラーの選び方次第でナチュラルな透明感を演出できます。
ぜひ美容師と相談しながら、自分にぴったりの色味を見つけてみてくださいね!
▼ブリーチなしダブルカラーの方法を知るなら、以下の記事をチェック!
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしの透明感カラーを長持ちさせるために意識したいヘアケアは、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
施術後に自宅で髪を洗う際は、カラー用のシャンプーを使用しましょう。
せっかくブリーチなしできれいに透明感のあるカラーリングを行っても、通常のシャンプーでは洗浄力が強すぎるため、色落ちが早まってしまう可能性があります。
アイテムによっては、保湿や補修成分が含まれているものも販売されています。
カラー後の髪の状態に合ったシャンプーを選ぶのがおすすめですよ。
透明感を長く保つためには、施術後のトリートメントによるケアが有効です。
ブリーチなしでのカラーリングであっても、髪へのダメージがまったくないわけではありません。
カラーリング後のヘアケアをせずに放置していると、髪のダメージが進行し、開いたキューティクルからカラーが抜けやすくなってしまいます。
トリートメントには、お風呂の中で使う「インバストリートメント」と、お風呂上がりに使う、流さない「アウトバストリートメント」の2種類があります。
それぞれ役割が違うため、使い勝手や髪の状態に合わせて選び、ヘアケアを習慣化していくと良いでしょう。
紫外線による髪へのダメージも、カラーの退色や変色につながります。
直接日光を浴びることでキューティクルが開いてしまうだけでなく、髪内部のメラニン色素が分解され、色落ちの原因にもなります。
紫外線から髪を守るには、UVケア商品や帽子、日傘などを活用するのが有効です。
日頃から意識して、ブリーチなしで叶えた透明感のある髪色を長くキープしましょう。
▼髪の紫外線対策について、詳しくは以下の記事をチェック!
自分の髪色に合ったカラーを選べば、ブリーチなしでも透明感のあるカラーリングを楽しむことは十分可能です。
落ち着いた色味で洗練された雰囲気を演出できるため、学校や職場に髪色の制限があるという方でも挑戦しやすいと言えます。
カラー選びに迷ったら、美容師に相談するのがおすすめです。
あなたの肌色や髪色にぴったりのカラーを提案してくれるでしょう。
A.アッシュやラベンダー、ベージュ、オリーブといった赤みを抑える色味を選ぶと、ブリーチなしでも透明感が出しやすい傾向があります。
美容師に相談し、ベースとなる髪色や明るさに合わせて、色味を調整してもらうと良いでしょう。
A.ブリーチなしのカラーは、一般的に1か月半ほど持ちます。
ブリーチありの場合、1〜2週間程度で色落ちが始まるので、ブリーチなしの方が長持ちすると言えるでしょう。
少しでも長く色をキープしたい場合は、カラー用シャンプーやトリートメントでのケアを続けるのがおすすめです。
カラーによるダメージを修復し、髪のキューティクルを整えることで、色素の流出を防ぐことができますよ。
▼色持ちを良くする方法を知りたい人は、以下の記事をチェック!
NICOLA
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