本村正文
2025/05/15
ブリーチなしで明るめのグラデーションカラーはできる?
ブリーチなしのグラデーションカラーに向いている色が知りたい。
ブリーチなしでグラデーションカラーする際のオーダー方法は?
福岡県北九州の美容室【est】の本村正文です。
ブリーチなしのグラデーションカラーに挑戦したいけれど、希望の色味やスタイルが叶うかどうか気になっていませんか?
結論からお伝えすると、ブリーチなしでもグラデーションカラーは可能です。
鮮やかに発色させることは難しいですが、ナチュラルで透明感のある、垢ぬけた仕上がりが期待できますよ。
本記事では、ブリーチなしのグラデーションカラーについて、実際の施術例やオーダーする際のポイントについて解説していきます。
最後まで読んで、理想のグラデーションカラーを叶えましょう!
ブリーチなしでグラデーションカラーをする場合、どのように発色するのか気になっているという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、以下の5つのカラーについて、実際の施術例をご紹介します。
気になるカラーをチェックして、美容室でオーダーする際の参考にしてくださいね。
引用元:b-ex journal内
トップと毛先で明るさに4レベル以上差をつけてカラーリングした例です。
もう少しナチュラルなグラデーションを希望する場合は、2レベル以上差をつけてもらうようにオーダーしてみると良いでしょう。
ピンク系のカラーは、やわらかく女性らしい印象に仕上がるのが魅力です。
黒髪や暗髪との相性も良く、さりげない甘さをプラスできますよ。
引用元:b-ex journal内
こちらは、ダブルカラーという施術方法でカラーリングしたケースです。
アッシュで一度トーンアップしたあと、もう一度ラベンダーで染めています。
ラベンダー系のカラーは、ブリーチなしの黒髪ベースでも、暗めトーンでしっかりと発色しやすいのが特徴です。
赤みと青みのバランスが取れた上品な色味なので、大人っぽく落ち着いた仕上がりが期待できますよ。
引用元:b-ex journal内
グラデーションカラーで透明感を出したいという方には、アッシュもおすすめです。
こちらのケースでは、明るさのみ変えて、アッシュ一色でグラデーションを作っています。
オフィスでも浮きにくいので、大人世代にもぴったりですよ。
引用元:b-ex journal内
こちらは、元の色味を活かしたアッシュブラウンのグラデーションです。
染める前の明るさが10レベル以上だったため、根元〜中間に深めのアッシュを入れて施術しています。
地毛になじみやすく、色の境目も目立ちにくいため、グラデーションカラーが初めてという方にもぴったりです。
光の当たり方でさりげなく色味が変わるため、上品さや抜け感を重視したい場合にもおすすめですよ。
引用元:b-ex journal内
やわらかくまろやかな色味が特徴のミルクティーベージュは、ブリーチなしでも透明感が出しやすいカラーです。
地毛にもなじみやすく、自然なグラデーションが楽しめます。
ただし、元の髪色によってはダブルカラーでの施術が適している場合も。
事前に仕上がりイメージを美容師と共有しておくと良いでしょう。
引用元:b-ex journal内
黒髪ベースでブリーチをしない場合でも、グラデーションカラーは可能です!
落ち着いて控えめに発色する分、透明感のある髪色に仕上がり、洗練された雰囲気を演出できますよ。
黒髪ベースのグラデーションカラーで人気の色味は以下の5色です。
ブリーチなしの黒髪ベース×グラデーションカラーは、お仕事の都合で派手な髪色にできないという方にもおすすめです。
自然な仕上がりにすることもできるので、気になるカラーを選んでさりげないおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
▼黒髪をベースにしたグラデーションカラーについて、詳しく知りたい人は以下の記事もチェック!
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしでカラーを施した場合、期待できる明るさは12〜13トーン程度と言われています。
12〜13トーンまでの明るさでも自然なグラデーションやツヤ感は十分表現できますが、希望する色によっては、2回染めを行うダブルカラーという施術方法で髪色をトーンアップすることも可能です。
気になる方は美容師に相談してみると良いでしょう。
▼ブリーチなしのダブルカラーについて、詳しく知りたい人は以下の記事もチェック!
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしでグラデーションカラーをオーダーする際のポイントは、以下の3つです。
仕上がりイメージについて、事前にしっかりと共有しておくことが大切です。
特に、画像やカラーカタログも使いながら色味やスタイルを確認しておくと、失敗するリスクがぐっと下げられますよ。
▼美容院でのオーダー方法を詳しく知りたい人は以下の記事もチェック!
ロングヘアのイメージが強いグラデーションカラーですが、ボブのような短めのレングスでもおしゃれなカラーリングを楽しむことができます。
こちらは、実際にボブスタイル×ブリーチなしのグラデーションカラーで施術した例です。
引用元:b-ex journal内
ハイライトを入れて明るさを調節することで、立体感のあるスタイルを実現しています。
髪が短いからと諦めず、ぜひ自分に合ったグラデーションスタイルを探してみてくださいね!
▼グラデーションカラー×ボブスタイルについて、詳しく知りたい人は以下の記事もチェック!
▼グラデーションカラー×ミディアムスタイルについて、詳しく知りたい人は以下の記事もチェック!
ブリーチなしでグラデーションカラーをする場合、一般的には2〜3時間を見ておくと安心
です。
グラデーション部分の塗り分けや色ムラを防ぐための調整に時間がかかるため、通常のワンカラーよりも、やや時間がかかる傾向があります。
また、髪の長さや希望するカラーの明るさによっては、施術時間が前後することも考えられます。
スケジュールには余裕を持って予約しておくのがおすすめですよ。
引用元:b-ex journal内
青系の色味は、元と毛先で明暗の差が出づらいため、グラデーションカラーにはやや不向きです。
青は寒色系の中でも透明感が重要なため、ベースの明るさが発色に大きく影響します。
そのため、暗髪や黒髪のままだと青の発色が沈んでしまい、グラデーションが思ったより目立たないという結果になることも。
青系の色味でブリーチなしのグラデーションカラーに挑戦する場合は、仕上がりイメージについて美容師に相談しておくと安心ですよ。
ブリーチなしでグラデーションカラーをする際のデメリットは以下の2つです。
以下で詳しく見ていきましょう。
暗髪や黒髪ベースだとどうしても落ち着いた色味に仕上がりやすい傾向があるため、はっきりとした色味を選んでも希望通りの明るさにならないことがあります。
また、ベースとなる髪色によっては、新たに入れるカラー剤と色が混じって思い通りの色味が出ない可能性も。
「思ったより色が入らなかった」とならないように、事前に美容師と仕上がりイメージやリスクについてしっかりと相談しておくのがおすすめです。
ブリーチなしのグラデーションカラーでは、選べる色味が限られるという点もデメリットのひとつです。
特に、青系のカラーは暗めの落ち着いた色味に仕上がることが多いため、明暗の差がつけづらく、思ったようなグラデーションにならないこともあります。
希望する色味がはっきりと決まっている場合は、美容師とよく相談してからオーダーするようにしましょう。
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしのグラデーションカラーには、以下の3つのようなメリットがあります。
以下から詳しく解説していきます。
ブリーチなしのグラデーションカラーは、通常の施術方法と比べて髪へのダメージが少なく済むのが特徴です。
ブリーチをしない分、パサつきや切れ毛といったダメージを抑えやすくなります。
髪をできるだけ傷めたくない方や、初めてグラデーションカラーに挑戦するという方にもぴったりですよ。
ブリーチなしでグラデーションカラーを施した場合、ブリーチありの施術方法でカラーリングをした時よりも色持ちが良い傾向があります。
ブリーチを施した髪の毛は、色素が抜けてカラーが入りやすい反面、色抜けもしやすい傾向があります。
一方、ブリーチなしの髪はキューティクルの損傷が少ないため、染めた色素が髪にとどまりやすく、色持ちが良くなるのです。
頻繁にカラーのメンテナンスができないという方は、ブリーチなしでの施術が向いていると言えるでしょう。
ブリーチなしの場合と、ブリーチありで施術した場合にかかる時間は以下の通りです。
ブリーチありの場合と比べると比較的短い時間で仕上がることから、費用面も比較的安価になりがちです。
ただし、価格設定は美容室ごとに異なります。
予約時には、施術内容と合わせて費用面も確認しておくと安心ですよ。
引用元:b-ex journal内
ブリーチなしのグラデーションカラーは、セルフで行うには難易度が高いと言えるでしょう。
色の境目を自然にぼかす技術が必要なうえ、髪質や元の色によって染まり具合も大きく異なります。そのため、狙った色味やグラデーションの幅が出にくいことも。
特に寒色系や明るめのカラーに染める場合は、発色しづらいだけでなく、ムラになるリスクもあるため注意が必要です。
理想の仕上がりを求めるなら、美容室でプロにお願いするのがおすすめですよ。
▼万が一失敗して、グラデーションカラーから一色に戻したいなら、以下の記事もチェック!
ブリーチなしのグラデーションカラーは、落ち着いた自然な色味に仕上がるのが魅力です。
髪へのダメージも少ないため、初めてグラデーションカラーに挑戦する方や、あまり派手な髪色にできないという方にもぴったりですよ。
理想の色味やスタイルを叶えたい方は、ぜひ一度プロに相談してみてください。
経験豊富な美容師が、あなたの希望や髪の状態に合ったカラーを提案してくれるはずです。
【est】
本村正文