本村正文
2016/04/21
通常のカラーにハイライトとローライトという【三色のカラー】を使い、ミルフィーユのような層を作りよりお互いのカラーを際立たせる技法です。※僕が提案する場合ですね。
ベースとなる色に【明るい色】と【暗い色】を交互に混ぜ、まるでミルフィーユの様な層を作ったカラーです。
まずは簡単に知っておいて欲しい【用語】です。
【スライシングとウィービング】
もしかしたらこの名前聞いた事あるかもしれませんね。どんな風に見せたいかでウィービングとスライシングテクニックを使ってデザインしていきます。
【スライシングとは】
スライシングとは図のようにコームで髪を一面すくいとり、すくったパネル(髪の毛)にカラー剤を塗布するテクニックです。色相差や明度差で、ラインや面が適度に強調されます。(もちろんデザインに合わせて厚さを調整していきます。)髪をかき上げたときや、結んだ時などより動きがでてくれます。
【ウィービングとは】
ウィービングとは、美容師の特殊な技術を使用するカラーリング方法で、明るい色や暗い色をすじ状に入れて立体感や動きを出すテクニックです。
アルミホイルの下のベースの髪色とチップ(コームですくいとったすじ状の髪)の髪色の差が、ヘアスタイルを立体的に見せてくれます。
【ハイライトとは?】
・元の髪色より明るい色を入れ透明感立体感を出す為の技法です。太さや幅、また明度をコントロールし、デザインしていきます。一色の時よりも明るく見えます。
明るさと髪の透明度がアップします
レイヤー(段差)が入ったスタイルにハイライトを足すとよりトップにボリュームが出て見えます。
【ローライトとは?】
・元の髪色より暗い色を入れ影を作る事によりシェーディング効果や立体感を出す技法です。ハイライト同様太さや幅、明度をコントロールしデザインしていきます。一色の時より暗く見えます。※僕が提案する場合ですね
内側にスライシングでローライト。巻いた時やパーマスタイルの立体感をより際立たせてくれます。
根元付近にローライトをオン。根元暗めのローライトも奥行きが出てオススメです。
アレンジの時に更なる威力を発揮!!!
『ボブだからアレンジできない』そう思われている方も大丈夫ですよ。短くても簡単で可愛いアレンジのやり方を徹底解説しています。
ミルフィーユカラーを編み込むとこんなにも立体的に!!!
やや暗めの色で作ったミルフィーユカラーです。
明るめの色で作ったミルフィーユカラーです。
ルーズなお団子スタイルにも。
おくれ毛にさりげないハイライトがアクセントに。
ヘアアレンジの幅が広がります。
【皆大好きくるりんんぱ】
”可愛いくるりんぱアレンジ”する為の絶対可愛いほぐし方
“可愛いくるりんぱアレンジ”する為の絶対可愛いほぐし方❤︎
くるりんぱアレンジはこうやってほぐすと可愛くできるんです^ ^
いかがだったでしょうか。もちろん美容室ごとに特色があり、まだまだたくさんのテクニックは存在します。一色のカラーもですが、今年の夏は【ハイライト&ローライト】でつくる【ミルフィーユカラー】を楽しんでみては。
【est】
本村正文