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ブリーチで色が抜けやすい人の特徴3選|避けるべき人も美容師が徹底解説

岩田 考司

岩田 考司

2025/04/16

大阪のトレンザで美容師をしている岩田です。

ブリーチで色が抜けやすい人ってどんな人?
ブリーチしない方がいい髪質ってあるの?

ブリーチに挑戦してみたいけれど、色の抜け方に不安を感じていませんか?
髪色の抜けやすさは、人によって異なります。
ただし、ある3つの特徴から髪の色が抜けやすいかどうかをある程度判断することは可能です。

この記事では、ブリーチで色が抜けやすい人の特徴について、現役美容師が解説します。
ブリーチに向かない髪質や、カラーを長持ちさせるケア方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ブリーチで色が抜けやすい人|髪質の特徴3選

ブリーチ中の女性の髪
引用:カラパレ

ブリーチで色が抜けやすい人の髪質には、以下の3つの特徴があります。

  • ・クセ毛で髪が細い
  • ・地毛の色が明るい
  • ・過去に明るめのカラーを繰り返している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

クセ毛で髪が細い

クセ毛であったり髪が細かったりする人は、キューティクルが薄く、薬剤の影響を強く受けて髪の色が抜けやすい傾向にあります。

一度のブリーチでも髪色が抜けて明るくなりやすいというメリットもある一方で、髪が傷みやすいというデメリットも。
髪質によっては施術が難しい場合もあるため、不安な場合は美容師に相談してみると良いでしょう。

地毛の色が明るい

地毛の色が元々明るい人も、ブリーチで色が抜けやすいと言えます。
メラニン色素が少ないため薬剤が反応しやすく、透明感のあるカラーやハイトーンに挑戦しやすい髪質です。

ただし、ブリーチで色が抜けやすいということは、カラーが退色しやすいということでもあります。
施術後の髪色をキープしたい場合は、毎日のヘアケアを意識すると良いでしょう。
カラーの退色を遅らせることができますよ。

▼地毛の色の違いについて、詳しく知りたい方は、以下の記事もチェック!

過去に明るめのカラーを繰り返している

過去に明るめのヘアカラーを複数回行っている方も、色が抜けやすいため、施術する際には注意が必要です。
髪質によっては、色をきれいに抜くために2回以上ブリーチを繰り返す必要がある場合も。

しかし、すでにカラーの施術歴がある方は、髪の内部のメラニン色素がかなり減っているため、薬剤が効きすぎてしまうことがあります。
思った以上に明るくなってしまうという事態を防ぐためにも、事前にカラーの履歴を美容師に伝えておくと安心ですよ。

ブリーチしないほうが良い人の特徴2選

鏡を見ながら髪を触る女性

ブリーチしないほうが良い人の特徴は、以下の2つです。

  • ・髪が傷みやすい・すでにダメージが気になっている人
  • ・ヘアケアが面倒に感じる人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

髪が傷みやすい・すでにダメージが気になっている人

元々髪が傷みやすい人や、すでに髪の毛のダメージが気になっている人はブリーチを避けるのがおすすめです。
ブリーチは髪の内部構造を壊して明るくする施術のため、どうしても髪への負担が大きくなります。

特に「枝毛ができやすい」「アイロンやドライヤーでパサつく」「カラーするたびに髪質が悪くなる」と感じる方は、ブリーチによってさらにダメージが進行する可能性も。

また、髪が傷むと施術後の色持ちも悪くなってしまいます。不安な場合は、髪の状態について美容師に確認してもらうと安心ですよ。

ヘアケアが面倒に感じる人

毎日のヘアケアが面倒に感じる人も、ブリーチには向かないと言えるでしょう。
ブリーチ後の髪は非常にデリケートな状態になるため、適切なケアをしないままだとダメージが進行してしまう恐れがあります。

市販のアイテムでも十分なので、施術後はこまめにヘアケアを行うことが大切です。
髪の状態を美しく保つだけでなく、きれいな発色を長く楽しむことにも繋がりますよ。

ブリーチが抜けやすい人|ダメージケアの方法2選

ブラシやシャンプーのセット

髪色が抜けやすい人は、特に髪にダメージを受けやすい傾向があります。
そのため、ブリーチをした後は、自宅でも毎日ヘアケアすることが重要です。

ここでは、ブリーチ後の髪に有効な2つのヘアケアについて解説します。

  • ・洗浄力の優しいシャンプーを使う
  • ・トリートメントを活用する

洗浄力の優しいシャンプーを使う|ダメージの進行を抑える

ブリーチ後は、洗浄力の優しいシャンプーを使ってケアしましょう。
施術後の髪や頭皮は非常にデリケートになっているため、洗浄力が強いシャンプーを使うと髪のダメージがひどくなる原因にもなってしまいます。

アミノ酸系や低刺激シャンプーなどを使用して38度以下のぬるま湯で優しく洗い、髪への刺激を最小限に抑えましょう。

トリートメントを活用する|髪のダメージを修復する

ブリーチ後のダメージケアには、トリートメントを活用するのがおすすめです。
トリートメントには髪の内部からダメージを修復する効果や、外部の刺激から髪の毛を保護する役割があります。

お風呂の中で使うインバストリートメントだけでも問題ありませんが、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントやヘアオイルなども併用すると、より効果的です。
髪の状態に合ったアイテムを選んで、こまめにケアすることを意識しましょう。

おすすめのトリートメントは「ロレッタ エメ ナイトトリートメント」です。
詳しい使い方を知りたい方は以下をご覧ください。

LORETTA AIMER(ロレッタエメ) ナイトトリートメント

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ブリーチの施術例

以下は実際の施術例です。
こちらの方は、色を入れる前に3回ブリーチをしています。

《ブリーチ1回目》
ブリーチ1回後の髪

どうしても抜けにくい人は一度のブリーチではオレンジ味が強く残ってしまいます。
このオレンジを取らないと透明感は出ないので、人によっては何度もブリーチが必要です。

≪ブリーチ3回目≫
ブリーチ3回後の髪

ブリーチを繰り返して、オレンジが抜けてきました。

≪希望の色を塗る≫
アッシュ系のカラーを塗った髪

ここでやっと希望の色になります。

≪仕上がり≫
オリーブアッシュ系のカラーに染まった髪

オレンジ色が抜けて、きれいに色が入りました。

まとめ|ブリーチでの色の抜けやすさが不安なら美容師に相談しよう

ヘアカラーカタログで色味を選ぶ女性

ブリーチで髪色が抜けやすい人の特徴についてご紹介しましたが、色の抜け方は人によって大きく異なります。

また、ブリーチをするとどうしても髪へのダメージは避けられないため、髪の毛の状態によっては施術をしないほうが良い場合も。

初めてブリーチに挑戦する方は、プロである美容師に相談するのがおすすめです。
理想の髪色を叶えるために、あなたの髪の状態に合わせた施術内容を提案してくれますよ。

▼ブリーチ無しで明るい色にできるのか知りたい方は、以下の記事もチェック!

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ITが何故か得意な美容師。
毎日複数のブログ更新で情報を発信中。
美容情報も多いが幅広い情報を発信しマメな更新が特徴。
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