

浦松俊宣
2025/10/15
こんにちは、美容師の浦松です!
年齢を重ねると少しずつ白髪が気になってくる方も多いのではないでしょうか。白髪が気になり始めると、おしゃれ染めを続けるか、白髪染めに変えたほうがいいのか迷いますよね。
白髪染めとおしゃれ染めは、目的や仕上がりの特徴が少し異なります。この記事では、白髪染めとおしゃれ染めの違いを美容師がわかりやすく解説。
自分にぴったりの染め方を見つけるヒントをお届けするので、ぜひ参考にしてください。
白髪染め(グレイカラー)とおしゃれ染め(ファッションカラー)は、どちらも髪の色を変える点では同じです。ただし、目的や染料の種類、仕上がりの印象に違いがあります。

白髪染めは、白髪をしっかりと染め上げるためにブラウンやブラック系の濃い染料が多く配合されています。
白髪にも均一に色が入りやすく、染め上がりはツヤのある落ち着いた印象になります。しっかり色が入るので色落ちしにくいのも特徴です。
おしゃれ染めは、髪色をファッションとして楽しむために明るさや色味のバリエーションが豊富です。
透明感のあるアッシュ系やピンク系などトレンドの色味を表現でき、自分らしさを演出しやすいのが魅力です。
ただし、おしゃれ染めは白髪を完全に隠す力が弱いため、白髪が増えてくるときれいに色が入らないことがあります。


白髪染めとおしゃれ染め、どちらが合うかは白髪の量やなりたい仕上がりによって変わります。
白髪をしっかりカバーしたい場合は白髪染め、白髪を自然になじませたい・明るめのカラーを楽しみたい場合は、おしゃれ染めにハイライトやグラデーションを組み合わせるのが一般的です。
また、白髪の生え方やデザインの希望によっては、部分的に白髪染めを使ったり、白髪染めとおしゃれ染めを混ぜたりすることもあります。
このような細かい調整は市販の白髪染めを使ったセルフカラーでは難しいので、白髪が気になるときのケアは美容室でプロに任せるのがおすすめです。
など、希望は人それぞれです。さらに、カラーの頻度や髪へのダメージをどのくらい抑えたいかによっても、最適な施術方法は変わります。
迷ったときは、ぜひ担当の美容師さんに理想のイメージやライフスタイルを具体的に伝えてみてください。プロの目線であなたに合ったカラー方法を提案してくれるはずです。
▼理想のカラーを実現したい方はこちらもチェック!
白髪染めというと、「明るい髪色や透明感のあるカラーは難しい」と思われがちですよね。しかし最近は、白髪染めでもおしゃれ染めのような繊細なニュアンスカラーや透明感のある色味を表現できるカラー剤が増えています。
ここでは、白髪染めとは思えないほどおしゃれで人気の髪色をご紹介します。

赤みを抑えたアッシュグレーは、透明感とこなれ感を両立できる人気のカラー。白髪をしっかりカバーしながらも重くならず、やわらかい印象に仕上がります。
白髪をぼかしつつ暗すぎないカラーを楽しみたい方や、落ち着いたトーンでも抜け感を出したい方におすすめです。
▼アッシュグレーが気になった方はこちらもチェック!

やわらかく肌なじみのいいベージュブラウンは、白髪染め初心者にも取り入れやすい万能カラー。
自然なツヤと明るさがあり、白髪をカバーしながらも軽やかでやさしい印象を演出します。ハイライトと組み合わせると、より立体感が出て白髪が目立ちにくくなります。

グレーのクールさとベージュの温かみを合わせたグレージュは、今っぽく上品な透明感が魅力のカラー。
白髪をしっかり染めながらも、重たく見えない洗練された印象に仕上がります。大人の抜け感を演出したい方にぴったりです。
▼グレージュが気になった方はこちらもチェック!

血色感を与えてくれるピンクブラウンは、やわらかく華やかな雰囲気を演出できるカラー。
白髪をカバーしながらもツヤが出やすく、顔まわりがパッと明るく見えるのが特徴です。やさしい印象に見せたい方や、くすみをカバーしたい方におすすめです。
▼ピンクブラウンが気になった方はこちらもチェック!
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白髪染めでもおしゃれな仕上がりを叶えるなら、THROW COMFORT COLOR(スロウ コンフォートカラー)がおすすめ。
白髪をしっかりカバーしながらも、スロウならではの透明感と抜け感のある色味を実現。重く見えがちなグレイカラーに、自然なやわらかさと軽さをプラスします。
従来の白髪染めにありがちな沈んだ印象を払拭し、肌なじみのよいニュートラルな色設計でおしゃれな髪色を叶えます。
また、地肌や髪へのやさしさにもこだわり、低刺激で心地よい使用感を追求。カラー後の質感もなめらかで、ツヤのある上品な仕上がりに。
白髪が気になり始めた世代にも、おしゃれを妥協したくない大人世代にもおすすめのヘアカラー剤です。

近年注目を集めているのが、「白髪を隠す」から「白髪を活かす」へと進化した白髪ぼかしカラー。白髪を完全に染めて隠すのではなく、ハイライトや明るめのトーンを組み合わせて、白髪を自然になじませるデザインが人気です。
たとえば、細かいハイライトを入れることで白髪が目立ちにくくなり、自然な立体感と透明感が生まれます。白髪があっても暗くなりすぎず、やわらかく明るい印象に仕上がるのが魅力です。
さらに、根元が伸びても白髪とのコントラストが出にくいため、カラーの頻度を減らせるのもポイント。
忙しい方や白髪染めのリタッチにストレスを感じている方、白髪があってもおしゃれを楽しみたい方におすすめのカラー方法です。
▼白髪ぼかしが気になった方はこちらもチェック!

白髪染めとおしゃれ染めの違いを理解すると、白髪が気になり始めても、より自分らしいカラーを選べるようになります。
最近は、白髪をしっかり染めるだけでなく、白髪をなじませておしゃれに見せるカラーも増えています。白髪染めでも、カラーの選び方やデザイン次第でトレンド感のあるスタイルを楽しめますよ。
ぜひ美容師さんと相談しながら、自分の髪質やライフスタイルに合った理想のカラーを見つけてみてくださいね。
▼白髪が気になる方はこちらもチェック!

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浦松俊宣
