

b-ex journal 編集部
2025/08/26
「髪がパサパサでまとまらない」
「ツヤがなく老けて見える」
「ケアしているのに改善しない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
髪のパサつきは、季節や年齢に関わらず多くの人が抱える悩みです。髪がパサパサでコンディションが悪いと、印象や気分まで左右されてしまいますよね。
この記事ではパサパサ髪を招くおもな原因と、毎日のホームケアやサロンでの集中ケア、さらにおすすめのアイテムをご紹介します。今日から取り入れられる方法でパサつきを改善し、しっとりツヤのある美しい髪を目指しましょう。

髪がパサつく原因はひとつではなく、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
パサパサ髪の原因は大きく分けて
の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
ケミカルダメージとは、カラーやパーマの施術時に使用する薬剤による髪へのダメージのことです。
カラーやパーマは、髪の毛の表面を覆っているキューティクルを開いて内部に薬剤を浸透させて行います。何度も繰り返すことで、キューティクルが傷ついたり、髪内部にあるタンパク質が流出したりして、パサパサ髪の原因のひとつとなります。

紫外線は肌だけでなく、髪にもダメージを与えます。髪が紫外線を浴びるとパサついたり、傷んだりする原因に。紫外線が強い季節は特に注意が必要です。
静電気によってキューティクルが傷つき、髪がパサついてしまうこともあります。根元よりも毛先のほうが水分量が少なく、静電気が起きやすい傾向があります。
空気が乾燥していて静電気が起こりやすい冬は、特に気をつけましょう。

ドライヤーで髪を乾かしすぎたり、高温のヘアアイロンを頻繁に使用したりしていると、ヒートダメージ(熱ダメージ)を受けて髪がパサパサになることがあります。
髪の毛は高温にさらされると内部のタンパク質が変性し、髪が硬くなってパサつきやすくなるのです。
また、髪が濡れたままの状態でアイロンを使うと「ジュッ」という音がすることがありますよね。これは水蒸気爆発と呼ばれる現象で、髪の毛の表面だけでなく毛髪内部の水分まで一緒に蒸発してしまう状態です。
非常にダメージが大きく、髪内部のうるおいが流出してパサパサ髪の原因になってしまいます。
濡れた状態の髪の毛は、キューティクルが開いていて、デリケートな状態になっています。髪を濡れたまま放置すると、ダメージを受けやすくパサパサ髪の原因になります。お風呂上がりにはできるだけ早くドライヤーで髪を乾かしましょう。
髪への摩擦もパサつきの原因のひとつです。過度なブラッシングは摩擦によってキューティクルを傷つけ、枝毛や切れ毛をできやすくします。
さらに、寝ている間の寝返りでも枕と髪、髪同士の摩擦が繰り返し起こります。特に髪が濡れたまま眠ってしまうと、キューティクルが開いた不安定な状態のまま摩擦を受けるため、ダメージが進みやすくなります。

髪質に合わないシャンプーや洗浄力の強すぎるシャンプーは、髪や頭皮に必要なうるおいまで奪ってしまい、乾燥やパサつきの原因になります。髪や頭皮には適度な油分と水分が欠かせないため、特にパサつきが気になる方には洗浄力の強すぎるシャンプーは不向きです。
さらに、一日に何度もシャンプーをするのも注意が必要です。油分を取りすぎるだけでなく、シャンプー時の摩擦によってキューティクルを傷めてしまう可能性があるからです。
すこやかな髪を保つためには、髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーやトリートメントを選ぶことが大切です。
髪の主成分は「ケラチン」というタンパク質です。そのため、食事から十分なタンパク質を摂れていないと、髪が細く弱くなり、パサつきやすくなります。
さらに、ビタミンB群や亜鉛、鉄分などのミネラルは髪の成長や健康維持に欠かせない栄養素。これらが不足すると、髪のうるおいを保つ力が低下し、ツヤが失われてしまいます。
睡眠不足やストレスは自律神経やホルモンの働きに影響し、血流の滞りを招きます。血流が悪くなると頭皮や毛根に栄養が届きにくくなり、パサつきやすくなります。
また、慢性的なストレスは皮脂のバランスを崩し、頭皮環境を悪化させる原因にもなります。

妊娠・出産や更年期といったライフステージの変化に伴い、女性ホルモンの分泌量が変動すると、髪質が変わることがあります。
特に女性ホルモンの一つ「エストロゲン」には、髪の成長をサポートし、ツヤやハリを与える働きがあります。この分泌が減少すると、髪が細く乾燥しやすくなり、パサつきが目立つようになるのです。
▼髪のダメージが気になる方はこちらもチェック!

毎日の習慣を少し見直すだけで、髪のコンディションは大きく変わります。まずは日常的にできるホームケアから整えていきましょう。
髪のパサつきが気になるときは、まずシャンプーを見直すことが大切です。洗浄力が強すぎるものは必要な油分まで落としてしまうため、セラミドやケラチン、アミノ酸などの保湿・補修成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
特にサロン専売品は厳選した有効成分を配合しているため、市販品よりもダメージ毛にしっかりアプローチできます。日常的に使うアイテムだからこそ、質の高いものを選ぶことで髪のパサつき改善につながります。
▼シャンプーの選び方が気になった方はこちらもチェック!
毎日のシャンプー方法や乾かし方も、髪の状態を左右します。ゴシゴシこすらず、たっぷりの泡で包み込むようにやさしく洗うことがポイントです。シャンプー後はタオルで押さえるように水分を取り、摩擦を最小限に抑えましょう。
ドライヤーは根元から毛先に向かって風をあてることでキューティクルが整いやすくなり、ツヤのある仕上がりに。最後に冷風をあてるとキューティクルが引き締まり、まとまりが長持ちします。
▼髪の乾かし方はこちらもチェック!

ヘアアイロンやコテは、間違った使い方をしてしまうと髪のパサつきにつながります。
まず、濡れている髪ではなく、完全に乾いた状態の髪に使いましょう。髪は濡れた状態では、熱の影響を受けやすい状態です。髪表面のキューティクルが傷つかないよう、また水蒸気爆発が起きてしまわないよう、濡れた髪や湿った髪にはアイロンやコテを使わないよう注意してください。
しっかりと毛束を挟んだままヘアアイロンをすべらせたり、髪を引っ張りすぎたりすると髪に摩擦がかかってしまい、パサつきなどの傷みにつながります。アイロンを使う際は毛束をなめらかに抜き取るよう心がけましょう。
同じ毛束に何度もヘアアイロンを通して熱を与えるとダメージが大きくなります。カールがつきづらい、もしくは髪をまっすぐ伸ばしづらいときは、何度もアイロンを通すのではなく、一度にとる毛束の量を減らすとよいでしょう。
からまった髪を無理にとかしたり、濡れた状態でブラッシングしたりすると、髪にダメージを与えてしまいます。ブラッシングは必ず髪が乾いているときに行い、まずは手ぐしで軽くからまりをほぐしてから始めましょう。
また、一日に何度もブラッシングを繰り返すのもNGです。過度なブラッシングはキューティクルを傷つけ、髪のパサつきにつながる原因になります。
さらに、プラスチック製のヘアブラシは静電気を起こしやすいため、木製や天然毛など自然素材のブラシ、もしくは静電気防止機能のあるブラシを選ぶのがおすすめです。
髪も紫外線によってダメージを受けます。紫外線ダメージを防止するため、日傘をさしたり、頭頂部を覆ってくれる帽子をかぶったりするとよいでしょう。
ヘアオイルなどアウトバストリートメントを使うことも紫外線対策のひとつとなります。特に紫外線の影響を受けやすい夏のレジャー時は気をつけてください。
▼髪の紫外線対策はこちらもチェック!
お風呂上がりの髪は、外的ダメージを受けやすい状態です。そこで活躍するのが洗い流さないトリートメントやヘアオイル。髪に水分と栄養分を補給し、摩擦や乾燥から守ってくれます。
夜のケアはもちろん、朝のスタイリング前にもオイルやミルクをなじませると、日中のパサつきを防ぎ、まとまりやすさが続きます。 髪質や仕上がりの好みに合わせて、つややかに仕上がるオイルタイプや、しっとり感のあるミルクタイプを選ぶとよいでしょう。
▼ヘアミルクの使い方はこちらもチェック!
ダメージやパサパサ髪が特に気になるときは、週1~2回集中ケア用のトリートメントやヘアマスクを取り入れるのが効果的です。髪の内部まで浸透する成分が配合されているため、パサつきや広がりを抑え、なめらかな指通りへ導いてくれます。

自宅でのケアを続けてもパサつきが気になる場合は、美容院でプロの力を借りるのがおすすめです。サロンならではの技術や薬剤で、髪の内側から本格的に改善を目指せます。
頻繁にカラーやパーマを繰り返すとダメージを受けやすくなるので、髪のパサつきが気になる場合は、美容師さんに相談して頻度を見直しましょう。
たとえば伸びた部分だけをリタッチする、ダメージを最小限にする薬剤を選ぶ等、なるべく髪に負担がかからないようにする施術方法もあります。
傷んでしまった髪の毛を完全に元の状態に戻すことはできません。そのため、傷んでいる部分は思い切ってカットして、新しいスタイルを楽しみながら、改めて髪を育てていくのもよいでしょう。
少しのカットでも毛先のおさまりがよくなり、パサパサ感が軽減されます。髪を伸ばしたい方も、2~3か月に1回程度は毛先をカットして整えることをおすすめします。
サロン専用の薬剤を使ったトリートメントは、髪の内部に栄養を補給し、補修成分をしっかり閉じ込めてくれます。1回の施術でもツヤやまとまりを実感できる即効性が魅力。
自宅でのケアでは補いきれない部分をサロンで強化することで、パサパサ髪改善のスピードがぐっと高まります。
▼サロントリートメントが気になった方はこちらもチェック!

「DeepLayer(ディープレイヤー)」は、“自分史上最高にまとまる髪”を手に入れたい方のための圧倒的ダメージケア、まとまり、そして手触りの良さを目指したサロントリートメントです。
DeepLayerのシステムトリートメントでは、美容師さんが問診・視診・触診を通して、髪のダメージレベルや理想の仕上がりに合わせて施術内容やステップを選択してくれます。髪の内部から外部までを高浸透で補修する「5STEP」の本格的なシステムトリートメントで、特にパサつきが気になる方におすすめです。

髪のパサつきを防ぐためには、毎日の生活習慣を見直すことも大切です。
過度なダイエットや偏食、外食による栄養不足もパサパサ髪の原因となることがあります。髪の毛を健康な状態に保つために、必要な栄養素をしっかりバランスよく摂取しましょう。
健康な髪を育てるために欠かせない栄養素は、タンパク質、ビタミン、亜鉛、カルシウムなどがあげられます。肉類、大豆製品、卵、緑黄色野菜などといった必要な栄養素が含まれる食材を、毎日の食事に取り入れるよう気をつけてみてください。
睡眠は健康な髪のためにも重要です。十分な睡眠をとることで、髪の修復力・栄養供給・ホルモンバランスが整いやすくなり、健康でうるおいのある髪につながります。
質の良い睡眠がとれるよう、睡眠環境や寝る前の習慣も見直してみましょう。
ここでは、パサパサ髪の改善に効果的なおすすめのヘアケアアイテムをご紹介します。

DeepLayer シャンプー EXTRA GLOSSYは、パサつきや広がりが気になる髪におすすめのシャンプーです。補修成分と保湿成分をバランスよく配合し、髪内部のダメージをケアしながら、キューティクルをなめらかに整えてくれます。
使うたびにツヤが増し、サロン帰りのようなうるおいとまとまり感を実感できます。

集中ケアにおすすめのDeepLayer H。サロントリートメントとあわせて使うと、うるおいのあるサラサラ髪が長く続きます。

ハニーチェ クリーミーハニー ヘアマスクは生ハチミツ※1と生クリーム成分※2が髪を包み込み、超うるうるな髪へ導く、こっくり濃蜜なヘアマスク。
ハチミツ由来のダメージケア&予防成分がハイダメージ毛を徹底補修するとともに新たな髪ダメージを予防し、毛先までまとまり続くうるツヤ髪へ導きます。
※1ハチミツ(保湿)、※2乳脂(保湿)

ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。

Maison Orchidéeは香り・デザインともに注目されているサロン専売の新たなヘアオイルブランド。
グロスオイルは、自然由来指数97.9%(水を含む) ※ 。髪にうるおいと美しいツヤを与える、全身にも使えるマルチオイルです。“日常”を“特別”に、高揚感をもたらすフローラルの香り。
※ – ISO16128準拠

パサパサ髪は、原因を理解し正しいヘアケアをすることで改善できます。シャンプーやトリートメントを見直し、週に数回の集中ケアや定期的なサロンケアを取り入れることで、ツヤとうるおいを取り戻すことができるでしょう。
パサパサ髪に悩んでいる方も、今日からできる小さな習慣を積み重ねることで、少しずつ理想のツヤ髪に近づけます。ぜひ、自分に合ったケア方法やアイテムを取り入れて美しい髪を目指してくださいね。

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