

b-ex journal 編集部
2025/09/06
「朝きれいにセットしたはずなのに、時間が経つと髪が広がってしまう」
「湿気の多い日や梅雨の季節は髪のうねりがひどい」
など、くせ毛にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、くせ毛の広がりやうねりは髪内部の水分バランスの乱れやダメージが大きな原因。そんなときに効果的なのがトリートメントです。髪の内側から補修・保湿することで、まとまりやすく扱いやすい髪へと導いてくれます。
この記事では、くせ毛に効果的なサロントリートメントから毎日のスタイリングが楽になる自宅ケア方法、おすすめアイテムまで詳しくご紹介します。
くせ毛にお悩みの方や自分に合ったトリートメントをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

まずは、なぜくせ毛によるうねりや広がりが起こるのか、原因と特徴を解説します。
くせ毛は遺伝や毛穴の形が大きく関係しています。くせ毛の人は生まれつき毛穴がゆがんでいるため、髪がまっすぐに生えずうねりが出てしまうのです。その結果、髪が広がりやすくまとまりにくくなってしまいます。
乾燥やダメージによってくせが強くなることもあります。もともとくせ毛は髪内部の水分保持力が弱く、乾燥しやすいのが特徴です。
カラーやパーマ、日常の紫外線や摩擦によるダメージでキューティクルがはがれると、髪内部の水分が流出してさらに広がりやすくなります。
皮脂やスタイリング剤、シャンプー・トリートメントのすすぎ残しなどによって頭皮の毛穴がつまると、くせ毛につながることがあります。汚れによって毛穴がゆがみ、まっすぐな髪が生えにくくなるのです。
ストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化によっても、くせ毛が強くなったり新たに生えてきたりすることがあります。出産や加齢によって髪質が変化することもあるでしょう。

遺伝による強いくせ毛は、ストレートパーマや縮毛矯正をしないと、完全にまっすぐにすることは難しいものです。とはいえ、トリートメントで水分や栄養を補給することで、広がりやパサつきを抑え、扱いやすくすることは可能です。
さらに、乾燥やダメージなどが原因のくせ毛の場合は、トリートメントによるケアで改善が期待できます。
トリートメントは髪の内部に必要な成分を補給し、失われやすい水分や油分をキープします。特にくせ毛は水分バランスの乱れがうねりの原因になるため、トリートメントで整えることが大切です。
ケラチンやセラミドなどの補修成分が髪のダメージホールを埋め、毛先までしっとりまとまる髪へ導きます。髪質に合ったトリートメントを取り入れることで、毎日のスタイリングも楽になります。

サロントリートメントは髪の内部に栄養成分を補給し、表面をコーティングすることでなめらかで扱いやすい髪に導きます。くせ毛が気になる場合は担当の美容師さんに相談し、髪質に合ったサロントリートメントを受けると効果的です。
ここではおすすめのサロントリートメントをご紹介します。
酸熱トリートメントは、酸と熱の力を利用してサラツヤ髪を実現する、近年注目度の高いトリートメントです。「髪質改善トリートメント」と呼ばれることもあります。
主成分であるグリオキシル酸が髪内部のダメージホールを埋め、さらに熱を加えることで新しい結合をつくり出し、ツヤのある美しい髪へ。ダメージによるくせ毛を軽減し、まとまりやすくする効果が期待できます。持続期間はおよそ1〜2か月です。
システムトリートメントは数種類のトリートメント剤を重ね付けして、髪内部に栄養を補給しダメージを補修します。一人ひとりの髪の状態やダメージにあわせて、最適なケアができるのが特徴です。
使用する薬剤の種類によりますが、効果は2週間~1か月ほど持続します。

ディープレイヤー システムトリートメントは、髪の内部に補修成分を浸透させ、しっかりコーティングして保湿する5ステップのシステムトリートメント。
目指したのは、圧倒的まとまりと手触りの良さ。施術内容や髪質、ダメージ度合いで4パターンにもアレンジできる万能型本格派トリートメントです。
▼サロントリートメントが気になった方はこちらもチェック!

サロントリートメントは効果的ですが、日常のホームケアを怠ると、せっかくの仕上がりも長持ちしません。特にくせ毛は乾燥やダメージに弱いため、自宅でのトリートメントを習慣化することが大切です。
ここでは、自宅で取り入れやすいケア方法をご紹介します。
毎日使うシャンプーは、髪の土台を整える大切なアイテム。シャンプーから見直すことで、くせ毛のベースケアができます。
洗浄力が強すぎるシャンプーは乾燥を招き、うねりや広がりの原因になることがあります。一般的な市販シャンプーは洗浄力が強いものが多いので、できれば髪と頭皮にやさしいサロンシャンプーの使用がおすすめです。
インバストリートメントは、シャンプー後に髪になじませて数分置いてから流すタイプのトリートメントです。髪内部に栄養や水分を補給し、くせ毛の原因となる乾燥やダメージを防いでくれます。
週に2〜3回を目安に取り入れると、なめらかでまとまりやすい髪に近づきます。
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は、髪の表面をコーティングし、熱や摩擦、湿気から髪を守ってくれます。ドライヤー前に使用することで、しっとりまとまりやすい髪に。
髪質やライフスタイルに合わせて、お好みのタイプを選びましょう。
▼アウトバストリートメントが気になった方はこちらもチェック!
くせ毛やダメージが気になるときは、普段のトリートメントにプラスして、週に1回程度集中ケア用のヘアマスクを取り入れるのも効果的です。補修成分や保湿成分が高濃度に配合されており、髪の深部まで栄養をチャージできます。
▼ホームケアの順番はこちらもチェック!

くせ毛を効果的にケアするためには、髪質に合った成分やアイテムを選ぶことが大切です。ここでは、くせ毛ケアに特におすすめの成分と、それに合ったアイテムの選び方を解説します。
保湿力の高い成分は、乾燥しやすいくせ毛には欠かせません。特に椿油やアルガンオイルなどの天然オイルは、髪表面をコーティングし、ツヤとやわらかさを与えてくれます。
ここでは、くせ毛ケアにおすすめのヘアケアアイテム&トリートメントを用途別にご紹介します。髪質や悩みに合わせて選んでみてください。

DeepLayer シャンプー EXTRA GLOSSYは、パサつきや広がりが気になる髪におすすめのシャンプーです。補修成分と保湿成分をバランスよく配合し、髪内部のダメージをケアしながら、キューティクルをなめらかに整えてくれます。
使うたびにツヤが増し、サロン帰りのようなうるおいとまとまり感を実感できます。

O‘right(オーライト)は、使い心地も環境へのやさしさも大切にしたい方におすすめの台湾発のゼロカーボンビューティーブランド。
天然竹から抽出したバンブーエキス※を配合。パサつきやすい髪にやさしくうるおいを与え、湿気による広がり・うねりも整えてくれます。
※マダケ根茎エキス(保湿)

集中ケアにおすすめのDeepLayer H。サロントリートメントとあわせて使うと、うるおいのあるサラサラ髪が長く続きます。

ハニーチェ クリーミーハニー ヘアマスクは生ハチミツ※1と生クリーム成分※2が髪を包み込み、超うるうるな髪へ導く、こっくり濃蜜なヘアマスク。
ハチミツ由来のダメージケア&予防成分がハイダメージ毛を徹底補修するとともに新たな髪ダメージを予防し、毛先までまとまり続くうるツヤ髪へ導きます。
※1ハチミツ(保湿)、※2乳脂(保湿)

ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。

くせやうねりの軽減には頭皮環境から改善することが大切です。
ピュアナチュラルボタニカル ディープスカルプクレンズは汗や皮脂、スタイリング剤、ヘアオイルなどでべたつきがちな頭皮の汚れをしっかりオフ。頭皮環境を整えサラサラのまっさらな髪へ導きます。

最後に、くせ毛ケアについてのよくある疑問にお答えします。
結論からいうと、基本的には毎日トリートメントしても問題ありません。ただし、トリートメントの種類や使い方によって注意が必要です。
くせ毛を完全にまっすぐにしたいならストレートパーマや縮毛矯正が効果的。自然なまとまりやツヤ、扱いやすさを求めるならトリートメントがおすすめです。
担当の美容師さんと相談しながら最適な施術を選びましょう。

くせ毛は乾燥やダメージで広がりやすい髪質ですが、サロンでの集中トリートメントと毎日の自宅ケアを組み合わせることで、扱いやすくまとまる髪に近づけます。
自分に合ったケアがわからなくて迷う方は、一度サロンで相談してみるのもおすすめ。髪質に合わせた正しいケアを知ることで、毎日のスタイリングがぐっと楽になりますよ。
▼髪のうねりが気になる方はこちらもチェック!

b-ex
b-ex journal 編集部

店舗名
b-ex
取扱ブランド