b-ex journal 編集部
2025/05/08
クリープパーマって何?
クリープパーマはどれくらい持つの?
「クリープパーマ」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなパーマなのかイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。
クリープパーマは、髪のダメージを最小限に抑えた施術で、ナチュラルなパーマを長く楽しみたい人におすすめです。
この記事では、クリープパーマの施術内容やほかのパーマとの違いについて、現役美容師が詳しく解説します。
最後まで読んで、理想のパーマスタイルを手に入れましょう!
引用:b-ex journal内
クリープパーマとほかのパーマとの違いは以下の通りです。
カールの持ちや施術によるダメージは、元の髪質や傷み具合にも大きく左右されるため、実際には個人差があります。
悩んでいる場合は、スタイリングのしやすさも含めて、美容師に相談して決めるのがおすすめですよ。
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クリープパーマには、以下のような3つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クリープパーマは、髪の内部構造をゆっくり変化させることで、無理なくカールを定着させる施術方法です。
ほかのパーマのように一気に強い薬剤や熱を使って形を作るのではなく、時間をかけてじっくりと処理を行います。
そのため、髪への負担は比較的少ないと言えるでしょう。
時間をかけて髪を変形させる分、髪質が硬めの方でもパーマがかかりやすい傾向があります。
場合によってはきれいなカールが出ないこともあるため、不安な方は美容師へ相談してみましょう。
クリープパーマでは、薬剤を塗布した後に低温の熱を加え、髪の内部に効率よく薬剤を浸透させていきます。
そのため、高温の熱で一気にカールを作るデジタルパーマと比べると、髪へのダメージが少ないところが魅力です。
一方、熱を当てない普通のパーマと比べると、工程が増えるため施術時間は長くなります。
仕上がりまでの時間が気になる場合は、予約時に確認しておくと安心ですよ。
クリープパーマで使う薬剤は、ほかのパーマで使うものと比べて比較的弱いものが使われます。
時間をかけてじっくりと髪を変形させるため、強い薬剤を使わなくても、しっかりとカールを定着させられるためです。
弱めの薬剤を使うことで、髪への負担も最小限に抑えられます。
ダメージを抑えながら自然な仕上がりを叶えたい方や、髪のハリやコシを保ちたい方にもぴったりですよ。
クリープパーマのデメリットは、以下の2つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クリープパーマは、ほかのパーマに比べて施術工程が多いため、どうしてもサロンでの滞在時間が長くなります。
熱を当てない普通のパーマにかかる施術時間は、約1.5〜2時間が一般的です。
クリープパーマの施術工程は普通のパーマとほぼ変わりませんが、低温の熱を加えて髪を変形させる時間が必要となります。
そのため、仕上がりまで約2〜2.5時間は見ておくと良いでしょう。
クリープパーマは、施術に手間と時間がかかるため、ほかのパーマよりも料金が高く設定されている場合があります。
とはいえ、クリープパーマは1度の施術でしっかりとカールが定着・持続しやすい施術方法です。
パーマをかけ直すために何度も美容室に通う必要がない点では、クリープパーマの方がコストパフォーマンスが良いとも言えます。
髪への負担や普段美容室へ通う頻度などをふまえたうえで、クリープパーマに挑戦するかどうかを決めるのもおすすめですよ。
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クリープパーマのメリットは、以下の2つです。
ただし、クリープパーマには「施術に時間がかかる」「料金設定が高め」といったデメリットもあります。
挑戦するかどうか迷ってしまうという場合は、美容師に相談してみましょう。
あなたの髪の状態や希望に合わせて、最適な施術方法を提案してくれますよ。
クリープパーマは、まったく熱を加えずに施術する「普通のパーマ」よりも持ちが良いのが特徴です。
クリープパーマの持ちは、一般的に3〜4ヶ月程度と言われています。
一方で普通のパーマは1〜2ヶ月程度でカールが取れてしまうケースもあり、クリープパーマの方が長持ちする傾向があります。
パーマの持続期間は髪の状態にも大きく左右されるため、施術後のホームケアをしっかりと続けていくと良いでしょう。
クリープパーマは、ほかのパーマと比べて髪への負担が少ないメリットがあります。
時間をかけてじっくりと髪を変形させるため、強い薬剤や高温の熱を使う必要がありません。
デジタルパーマのようなホットパーマに比べるとカールはやや緩やかですが、自然で柔らかな仕上がりが期待できます。
「できるだけ髪を傷めずにパーマをかけたい」「ナチュラルなパーマを楽しみたい」という方におすすめですよ。
クリープパーマをするうえで、以下のような方は、仕上がりやダメージ面で注意が必要です。
クリープパーマは髪への負担が少ないとはいえ、すべての髪質に適しているわけではありません。
「自分の髪質は向いていないかもしれない」という方は、仕上がりの希望や施術履歴について美容師に伝えてみましょう。
あなたに合った施術方法を提案してくれますよ。
髪が極端に細くて柔らかい方は、薬剤の影響を受けやすく、パーマによるダメージが大きくなる傾向があります。
クリープパーマは比較的髪への負担が少ない施術方法ですが、それでもまったくダメージがないわけではありません。
特に、元々ハリやコシがない髪には注意が必要です。
事前にしっかりと髪の状態をチェックしてもらい、必要に応じてトリートメントを併用するなど、施術後のダメージケアも含めて美容師に相談しておきましょう。
すでに髪のダメージが強い場合やブリーチをしている場合は、クリープパーマであっても、髪がさらに傷んでしまう恐れがあります。
最悪の場合、髪がチリチリになったり、切れ毛の原因になったりする可能性もあります。
カラーやブリーチを繰り返している方は、施術履歴について事前に伝えておくと安心ですよ。
▼ブリーチ毛にパーマを当てるタイミングを知りたい人は以下の記事もチェック!
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クリープパーマは、以下のような人に向いています。
ここからは、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
クリープパーマは、髪へのダメージを最小限に抑えたい人に向いている施術方法です。
時間をかけて髪に薬剤を浸透させるため、薬剤の強さに頼らずにカールを定着させられます。
施術工程で一度加温するものの、低温でじっくり熱を加えるため、髪へのダメージは少なめです。
デジタルパーマのような高温処理を行うホット系パーマに比べて、髪の内部構造に負担をかけにくいため、パーマ初心者にもおすすめですよ。
ナチュラルなゆるふわパーマを楽しみたい方にも、クリープパーマはぴったりです。
低温でじっくりと加温するため、ふんわりと柔らかな仕上がりが期待できます。
デジタルパーマをはじめとするホット系パーマをかけたときのような強いカールは出にくいため、一度パーマで失敗したことがあるという方にもおすすめですよ。
クリープパーマは、メンズにもおすすめのパーマスタイルです。
ナチュラルで柔らかなカールが特徴で、セットしすぎない自然な雰囲気を楽しめます。
スタイリングも簡単で、軽く濡らしてワックスをなじませるだけでOK。
髪にウェーブが定着しているため、自然な動きのあるスタイルが簡単に完成しますよ。
一般的に、パーマは髪質が硬いとかかりにくい傾向がありますが、クリープパーマなら比較的ウェーブが定着しやすいのも魅力です。
清潔感のある自然なパーマスタイルを求める方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼メンズに人気のツイストパーマについて知りたい人は、以下の記事もチェック!
クリープパーマの施術工程は、以下の通りです。
仕上がりまでの時間は、2〜2.5時間程度となります。
熱を加えない普通のパーマでは「3」の工程がないため、15〜30分ほど施術時間が短くなるのが一般的です。
クリープパーマの持ちを良くするためのお手入れ方法は、以下の3つです。
特に有効なのが、トリートメントを使ったヘアケアです。
トリートメントには、髪の内部に栄養を与えて補修したり、外部からのダメージから髪を保護したりする効果があります。
クリープパーマは髪への負担が少ない施術方法ですが、まったくダメージがないわけではありません。
施術後にケアをせず放っておくと、ダメージが進行してパーマの持ちが悪くなってしまう可能性もあります。
きれいなカールを長く楽しみたい場合は、こまめなホームケアを意識すると良いでしょう。
▼ヘアケアについて詳しく知りたい人は、以下の記事もチェック!
引用:b-ex journal内
クリープパーマは、髪へのダメージを避けたい方にぴったりの施術方法です。
また、1度の施術で比較的長い期間カールが持続するため、美容室へ頻繁に通いたくない方にもおすすめだと言えます。
ただし、髪の状態や施術履歴によっては、しっかりとパーマがかからない、髪のダメージが進行してしまう、などの恐れもあります。
「クリープパーマが自分の髪質に合っているのか」「理想の仕上がりが叶うのか」というような不安がある場合は、まず美容師に相談してみましょう。
あなたの髪の状態や希望のスタイルから、最適な施術方法を提案してくれますよ。
▼パーマとカラーのタイミングについて知りたい人は、以下の記事もチェック!
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